(いまさら)「ゼルダの伝説 ブレス・オブ・ザ・ワイルド」について

世界50億ゼルダファンが「ティアーズ・オブ・キングダム」の発売に盛り上がるなか、自分は3月末から5月末にかけて、シリーズ前作の「ブレス・オブ・ザ・ワイルド」(2017年発売)をプレイしていました。

このゲームは、最初のステージである「始まりの台地」のイベントを終えた後は、どんなルートで攻略しても自由、いきなりラスボスの「ガノン」を倒すのも自由。

そこで、いまさらながら、自分なりの「おすすめ攻略ルート」をまとめてみたいと思いました。

なお、プレイにあたっては、次の攻略本を座右に置いていました。

ゼルダの伝説 ブレス・オブ・ザ・ワイルド」おすすめ攻略ルート

1.始まりの台地

2.双子山地方:カカリコ村

  • 始まりの台地を出て最初に出会ったのは、門前宿場町跡にいたトレジャーハンター2人組でした。

(この順番の理由)

  • 始まりの台地にいる「老人」から、カカリコ村の「インパ」という人物に会うよう促される。
  • カカリコ村には、各種の店舗、宿、大妖精の泉など、その後の冒険でもお世話になる施設が揃っている。いわばチュートリアルの続き。

3.ハテノ地方:ハテノ村

  • パーヤをストーキングなんてしていない。

(この順番の理由)

  • カカリコ村のインパから、ハテノ村の「古代研究所」で「プルア」にも会うよう促される。
  • 古代研究所ではシーカーストーンを修理、パワーアップできる。

4.ラネール地方:ゾーラの里、神獣ヴァ・ルッタ

  • ゾーラの王子・シドとの共闘がすごく楽しかった思い出。めっちゃ励ましてくれる。

(この順番の理由)

  • ハテノ村では複数の人物から「アッカレ地方」の名前を聞くので、アッカレに行きたくなる。
  • そして、ハテノ地方からアッカレ地方に向かう途中にラネール地方、ゾーラの里があるので、自然な流れで寄りやすい。
  • 神獣ヴァ・ルッタは、特別な防具なしで攻略できるので、最初の神獣攻略にちょうどよい。
  • ヴァ・ルッタ攻略後には、「ミファーの護り(まもり)」を入手できる。これは体力(ハート)がゼロになった時に復活できる力。この時点ではまだ体力が多くないと思うので、「ミファーの護り」があると安心だ!

5.アッカレ地方:イチカラ村、アッカレ古代研究所

  • 古代研究所の前にガーディアンを置いとくなんて、あんまりじゃないか。

(この順番の理由)

  • 大きなサブイベントであるイチカラ村の開拓(羽ばたけ!サクラダ工務店)を、早めに始められる。
  • アッカレ古代研究所では、ガーディアンにも効果的な「古代兵器」を入手できるようになる。

6.タバンタ地方:リトの村、神獣ヴァ・メドー

  • アッカレ地方からタバンタ地方に向かう場合、最短距離はハイラル城近くを通るルート。しかし、このルート上にはガーディアンが徘徊している。ガーディアンの襲撃を受けたくない人は、双子山地方まで南下して、ハイラル平原南部を通っていくのが良さそう。

(この順番の理由)

  • リトの村では、耐寒防具の「リトの羽毛シリーズ」を入手できる。
  • この耐寒防具は、リトの村、神獣ヴァ・メドーの攻略だけではなく、ゲルド砂漠の神獣ヴァ・ナボリスの攻略でも役に立つ。
  • 耐寒防具があれば、寒冷地帯のラネール山、ゲルド地方、ヘブラ地方にも行きやすくなるので、探索勢は行動範囲が一気に広がる!
  • ヴァ・メドー攻略後には「リーバルの猛り(リーバル・トルネードと読みます)」を入手できる。これを使うと一気に高所に登れるので、こちらも探索勢は早めに入手しておきたい!

7.オルディン地方:ゴロンシティ、神獣ヴァ・ルーダニア

  • 大砲で砦ごと魔物を殲滅したときは、「そんなんありかよ」と声が漏れた。

(この順番の理由)

  • ゴロンシティとそこまでの道のりは火山地帯にあるので、耐火装備が必要。
  • 料理や防具で対策をしないと、リンクの体が燃えて体力(ハート)がどんどん減っていくので、難易度はやや高め。
  • ただし、耐火の必要性以外に難関は少ないので、「5.アッカレ地方」の次に来てもいいかもしれない。アッカレ地方とオルディン地方は隣り合っていて近いし。

8.荒野地方:ゲルドの街、神獣ヴァ・ナボリス

  • 寒いのは苦手なので、住むならゲルドの街に住みたい!
  • 神獣ヴァ・ナボリス攻略後にルージュをストーキングなんてしていない。

(この順番の理由)

  • 砂漠地帯では、以下の理由で、移動だけでも難易度が高い。
  • ①砂漠では、昼は高温、夜は低温で体力を奪われる(ハートが少しずつ減っていく)。
  • ②砂に足をとられて移動速度が落ちる上に、長距離の移動が必要になる場面が多い。
  • そこで、この地方は、ゲームに慣れて、アイテムも揃ってきた、後半以降に訪れるのがおすすめ。
  • 特に、先に「6.タバンタ地方」で耐寒防具の「リトの羽毛シリーズ」を入手しておけば、砂漠の夜の低温は簡単に対処できる。

  • また、神獣ヴァ・ナボリスの攻略の過程で、イーガ団のアジトを攻略する必要がある。しかし、イーガ団のアジト攻略後は、いたる所でイーガ団の復讐を受けるようになる。それがいやな人は、やはり、ヴァ・ナボリスの攻略は最後にした方が良い!

9.準備が整ったらハイラル城へ!

 

備考

  • ハテノ村の少年「ナブ」に望みの武器を見せるチャレンジ「幼き武器マニア」では、4番目に「二連弓」をねだってくる。これはイーガ団のアジトで手に入る。このチャレンジを進めたいときは、早めに「8.荒野地方」に行く必要がある。
  • イチカラ村の開拓イベント(羽ばたけ!サクラダ工務店)を進めるには、まずゴロン族の「グレーダ」を呼んでくる必要がある。このチャレンジを進めたいときは、「5.アッカレ地方」のイチカラ村でエノキダと話した後、早めに「7.オルディン地方」に向かおう。
  • ハートの数が13個以上になったら、「森林地方」の「迷いの森」でマスターソードを手に入れておきたい。ガーディアン、カースガノン、厄災ガノンとの戦いが有利になるぞ!

 

おわりに

自分は実際には、神獣に関しては、「ヴァ・ルッタ(ゾーラの里)」「ヴァ・メドー(リトの村)」「ヴァ・ナボリス(ゲルドの街)」「ヴァ・ルーダニア(ゴロンシティ)の順に攻略しました。

その途中、全ての祠に立ち寄り、コログを探し、ダウンロード・コンテンツの「剣の試練」「英傑たちの詩」にも手を出していたこともあり、ラスボスのガノンを倒した時点で総プレイ時間は250時間を超えました(現時点のクリア率は99.91%)。

この250時間のあいだ、一度も飽きることはなかったと思います。コログのミを集めるという「作業感」があるイベントですら楽しかった。ゲームを作ってくれた方々には感謝しかありません。

 

ところで、ゲーム内では、現実の24分が「1日」になっています。つまり、現実の250時間=15,000分は、ゲーム内では15,000時間という計算です。

15,000時間って何日?15,000÷24で625日?

 

625日?!

 

1年半以上、ゼルダを待たせてたの?!*2

あっ、「私のこと、覚えていますか?」ってそういう……。

ゼルダ、本当にごめん。

 

新作の「ティアーズ・オブ・キングダム」は「ブレス・オブ・ザ・ワイルド」の3倍のボリュームがあるという噂です。そうなると、クリアまでに現実時間では半年、ゲーム内では5年かかることになりそうです。まじかよ。

 

 

*1:1998年に「NINTENDO64」用のソフトとして発売された、ゼルダの伝説シリーズのうちの一作。シリーズで初めて3Dになった。

*2:ゼルダは100年間、ガノンの復活を抑えながらリンクを待っていた、というストーリーです。